【トゥー・マッチ・ペイン】 1話 初恋のアノ子と運命の再会!は、予想だにしない展開だった。
《第1話のあらすじ》
デイサービスで働く青年、岡元の初恋の相手は、
高校のクラスメートである高橋めぐみであった。
高校生の時のある日、
岡元は共通の趣味をキッカケに
めぐみと初めて言葉を交わすことになるが、
その半年後にめぐみは姿を消してしまった。
そのまま音信不通になり4年が経った春、
岡元は、今だに思いを寄せているめぐみと再会を果たすことになる。
ディスプレイ越しに。
たまたま見つけたAV女優・水谷ちえみは、
何度見直しても紛れもなく高橋めぐみであった。
真面目な性格で、一途にめぐみを想い続けた岡元にとっては
あまりに衝撃的な事実で、
仕事まで無断欠勤してしまう。
認めたくないけど、どうしようもない
というもどかしさに、うなだれたまま時間が過ぎている最中、
友人の川口から電話がかかってくる。
どちらかといえばチャラい方である川口の要件は、
合コンへの誘いであった。
気分転換になるかと、岡元は合コンに参加したが、
女性陣の2人、マリとユキがともにかなりの美女で、
高橋めぐみ以外の女性に恋をしたことがない岡元はたどたどしい態度になってしまう。
岡元の恋の話題になり、
川口が、岡元の4年間の片想いについてバラしてしまうが、
これが、岡元の好みのタイプであるマリにはステキだという評価を受ける。
ところが、早く酔いが回る薬を酒に入れてしまおうと
トイレの前で川口に提案されているところをマリに聞かれてしまい、
マリは怒ってユキを残したまま帰ってしまう。
追いかけて謝罪するよう、川口に強引に頼まれた岡元は急いで後を追うと
マリが、明らかに悪そうな元カレに絡まれてるのを目撃する。
スタンガンまで持ち出す元カレに、
逃げることができないマリを見て、
助けなきゃいけない気持ちと危険だという気持ちの間で揺れ動く岡元。
そして最終的には、
マリを見捨てて立ち去ろうとする。
しかし、どうしようもないことから逃げることが、
水谷ちえみの存在に納得できないながら、
どうしようもないというモヤモヤと重なり、
もう繰り返さないように、岡元は立ち止まる。