【復讐の毒鼓】1話 家族を殺された毒鼓の始動。兄に成り代わり学校に潜入！
双子の兄、神山秀(しゅう)を不良グループに殺され、
それがきっかけで両親も帰らぬ人となった
神山勇(ゆう)は
兄に変装しグループを潰すことを誓う。
優等生だった兄と相反し勇は、
中学生にして高校生30人との喧嘩に勝ったことから
「毒鼓」の通り名で知られる不良である。
いじめられていた秀のフリをして、
秀が在籍していたクラスに復帰する。
突然喧嘩をふっかけても、
緻密に組織化された不良グループには分が悪いと考えた勇は、
いじめられていた秀の立場からグループのシステム、メンバー、力関係を把握することから始める。
まず、席が前後である山崎が声をかけてくる。
勇は彼を「普通の一般生徒」と評し、警戒はしない。
そこに、不良グループに属する内村が絡んでくる。
内村の「マジで覚えてねぇのか？」というセリフから、
内村が秀へのいじめに加担していたと、
勇は推測する。
勇の推測通り、
1年次の内村は、
グループの幹部の中では最も低い立場ながら
グループのリーダーの早乙女の指示で
秀へのいじめに加担しており、
その理不尽な指示の情景が描写される。
同じクラスということもあり
内村を監視対象に入れた勇は、
今すぐに攻撃したい気持ちを抑え、演技を貫く。
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